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木更津という地名の起こりといえば、必ず語られるのが
日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘媛(おとたちばなひめ)の悲恋の伝説。 そんな古事記の時代から今に続く木更津の歴史を、数々の史料をたどりながら体験すれば、古代のロマンがあざやかに蘇ります。

 CHECK POINT
太田山公園
きみさらずタワー
木更津市博物館
金のすず
旧安西家住宅
金鈴塚古墳
長楽寺
東光院
ハス田
金鈴モニュメント
 
 (1)太田山公園
木更津駅東口正面に見える緑豊かな太田山。
神代のころ東征の際に日本武尊は、この山から海を見つめながら、波間に身を投じた妃の弟橘媛を偲び、当地を永く去りかねたと伝えられています。この悲しい恋の伝説から、太田山は別名「恋の森」と呼ばれています。今では、山全体が公園として広場や
フィールドアスレチックなどが整えられ、「木更津市郷土博物館 金のすず」もあって、市民の憩いの場になっています。また、春には山頂が薄桃色に染まるほど桜が咲き、
市内随一の花見の名所として連日賑わいます。
 (2)きみさらずタワー

「恋の森」の異名をもつ太田山公園山頂に建つ、高さ28メートルのきみさらずタワー。
剣型のタワーの先で手を差し伸べ合うのは、日本武尊(やまとたけるのみこと)と
弟橘媛(おとたちばなひめ)で、 夜間にはライトアップにより二人の像が夜空に
浮かび上がり、訪れた人に新たなロマンを誘います。
また展望台のデザインは、江戸と木更津間の物資輸送などに活躍した木更津船を
イメージしたもの。
ここからの眺めは格別で、市内はもちろん、東京湾を一望することができます。

 (3)木更津市郷土博物館 金のすず

木更津市郷土博物館 金のすずは、千葉県で最初の県立博物館、上総博物館として太田山公園に誕生しました。平成20年10月に県から木更津市へ譲渡され、現在の名称となりました。「くらしのなかの技術」。原始・古代から連綿と続けられてきた人々のくらしと生活技術にスポットをあて、「技術のはじまり・新しい技術とくらしの変化・村のくらし・東京湾のくらし・職人・農具・水利・はたおり」の8コーナーで構成展示。縄文・弥生時代の技術から海苔の養殖、上総掘り井戸掘削技術などの実物資料や模型を使って、興味深く紹介しています。  この他、毎年4、5月には特別展、さらに年間1〜2回企画展も開催され、通常公開されることの少ない県内各地の貴重な資料の展示も行っています。
 また、市内の金鈴塚古墳から出土した貴重な考古資料が保管・ 展示されています。
学術調査で、豪華な装いの 大刀、金銀細工、土器類、武具、馬具など、予想をはるかに超えるおびただしい数の副葬品が出土。なかでも5個の純金の鈴は、国内でも唯一の貴重な出土例であることから、ここに「金鈴塚」の名がついたのです。発掘された全ての出土品と石棺は、国の重要文化財に指定されています。  
 また、市内菅生遺跡から出土した木製品など金鈴塚古墳以外の考古資料も多数展示しており、この地方の古(いにしえ)の富と文化を目のあたりにすることができます。

◎開館時間 9:00〜17:00(入館時間は16時30分まで)
 休館日 月曜日(祝日のときは翌日)、12/28〜1/4
 ※有料 詳細要問い合せ 0438-23-0011

 http://www.city.kisarazu.lg.jp/kinnosuzu/index.html


金のすず

葛飾北斎の絵馬
「富士の巻狩りの図」
(県指定文化財)

木更津船
 (4)旧安西家住宅

太田山公園に昔懐かしい茅葺きの民家が建っています。江戸時代中期の建築とされる市内草敷・安西家の住宅で、ここに移築復元したものです。  安西家は旧草敷村で代々組頭を勤めた農家。建築当時は、居住部分と土間が別棟となった分棟型の民家でしたが、江戸時代末期に現在の直家型に改築されています。上総地方最大の民家のひとつです。
また、安西家には、ボランティアガイド(無料)がいて説明が受けられます。

 (5)金鈴塚古墳

市内長須賀にある全長約95メートル、高さ6メートルの前方後円墳で、現在後円部の一部と横穴式石室がこの地に保存されています。副葬品は純金製の鈴や飾大刀など豊富に出土し、奈良県藤ノ木古墳と比較しても見劣りしません。古墳時代後期(およそ6世紀後半)の築造と考えられています。

 

 (6)長楽寺

国道16号沿いに位置しながら、一歩境内に踏み込むと、その閑寂さと四季折々の植物の美しさにほっと一息つける空間、それが長楽寺です。本堂に至る参道には、老杉の並木が続く風情ある散歩道となっており、また本堂裏手に広がる庭園は、四季折々の花が咲き、四季を通じて水墨画さながらの趣を見せてくれます。  
寺の開基は室町時代と古く、それだけに文化財は豊富です。
平安時代につくられたという本尊の木造薬師如来坐像をはじめ、室町時代中期の石造りの五輪塔、南北朝時代の仏具・金銅孔雀文磬、鎌倉時代の仏具・金銅五鈷鈴など重要な文化財が、古(いにしえ)の香りをたたえて大切に保存されています。

 

 (7)東光院

国道127号線沿いの小高い丘の上、長い階段を登ると、東光院。
ここには地元では「峯の薬師さま」の名で知られている木造薬師如来立像が納められています。
この仏像は、行基菩薩がこの地に来て彫り、本尊として納めたと伝えられています。
顔だちや衣の様子から鎌倉時代の制作と考えられており、県の文化財に指定されている貴重な仏像です。
また春には境内を桜花が覆い、近隣では花見の名所としても親しまれています。

 (8)ハス田

市内長須賀の辺りに広がるハス田は、
いかにも木更津の古き良き時代を思わせるのどかな風景です。
もともとこの地域は泥土で水稲の作付けに適さなかったので、
蓮の栽培が行われていました。
明治末期には、主に京浜地区で木更津レンコンの名声が高まったとか。現在では、夏に咲く淡いピンクの蓮花が、地域の風物詩として親しまれています。
また、小櫃川のほとりにある小櫃堰公園では、古代ハスとして知られている「大賀ハス」も見ることができます。

 (9)金鈴モニュメント

JR木更津駅東口広場には、金鈴塚古墳から出土した純金の鈴をモチーフにしたモニュメントが建てられ木更津の新たなシンボルとしてみなさまをお迎えしています。