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かずさアカデミアパークから程近く、矢那に位置する平野山高蔵寺は、「たかくらの観音様」の名で広く親しまれてきました。「高倉観音」は、鎌倉時代から坂東30番札所として知られています。寺に一歩踏み込むと、うっそうと立ち並ぶ樹齢数百年もの古杉に圧倒され、古刹の貫祿を充分にただよわせています。
寺の開基は古く、飛鳥時代までさかのぼるといわれ、この地域(鎌足)の地名の由来となった「藤原鎌足」の誕生の話が伝わっています。また、本堂は室町時代の大永6年(1526)に再建されたものと思われます。
県下でもあまり例を見ない木割構架(もくわりこうか)という工法で造られており、重層の入母屋造りの「九間堂」で、床下が約1.9メートルもある高床が特色です。88本の巨大な構造柱は、斧で削ったままで、中には2メートル近くの太さのものもあります。中世の工匠たちの優れた建築技術を現在に残す、市内最古の貴重な建造物です。
※床下からは本尊の正観世音菩薩の全身を拝観することができます。
0438-52-2675
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