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證誠寺は木更津駅西口の市街地に位置しているにもかかわらず、樹木が生い茂った趣深い寺です。かつては寺子屋として名高く、境内には、市内文人の筆を納めた筆塚があります。
しかし、何と言っても證誠寺といえば「狸ばやし」でしょう。
これは、月夜の晩に和尚さんとおはやしの競争をして、
ついには腹の皮が破れて死んでしまった大狸のおかしくも哀れな伝説で、群馬県館林市茂林寺の「分福茶釜」、愛媛県松山市の「八百八狸物語」と並んで、日本三大狸伝説のひとつとして語りつがれており、大狸を葬ったという狸塚があります。
「しょ、しょ、証城寺、証城寺の庭は…」
また誰もが口ずさんだことのある「証城寺の狸ばやし」は、
大正8年にこの地を訪れた詩人・野口雨情が、狸ばやし伝説をもとに作詩し、中山晋平が曲を付けて発表、以来愉快な童謡として全国で親しまれてきました。
昭和31年には境内に童謡碑が建てられ、現在では、毎年10月下旬に、地元の小学生が狸や和尚さんに扮して童謡にあわせて踊る、楽しい「狸まつり」が催されています。
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